移植先がどこであろうと

2007年08月13日

この持ってきた髪の毛は、移植先がどこであろうと、その後ずっと生え続けるという性質があるようです。例えば髪の毛をまつげや眉毛に持ってきても、その後変わらず生え続けるという特徴があるのだそうです。このようなメカニズムにより、自毛植毛によって、髪の毛を再生させることができるのだそうです。自毛植毛のオペの際にはまず、患者の不安がなくなるようインフォームドコンセントが行われるようです。このカウンセリングの際に、自分が治療後希望する髪の毛の本数や、デザインなどが決定されるようです。
後頭部や側頭部の毛髪は男性ホルモンの影響をうけにくく、どんなに薄毛が進行した人でも、ほとんどの場合、後頭部から側頭部の毛髪は残っているようです。この部分の毛髪を生きたまま、気になる部分に移植するようです。植毛された頭髪は、身体の他の部位でも元の性質が変化することはなく、植え替えられた部位で生涯にわたって生え続けるようです。この頭髪の特徴はドナードミナントと呼ばれているようです。それを薄毛治療に利用したのが自毛植毛なのだそうです。
皮弁移植法とは頭部の外科手術後や皮膚が欠損したりした場合、頭皮を大きく切り取り皮弁をつくり、欠損部分をカバーするように移動させ、縫合する事を呼ぶようです。皮膚の伸縮率を生かした技術と言われているようです。一度にたくさんの毛髪を移す効果もあるようです。しかし毛の流れが不自然になってしまいますので、美容の意味での植毛医療ではあまり行わていないようです。移植は生え際に留意してデザインをしているので、元の髪と再生した髪の見分けがつかないほど自然な仕上がりが実現できると言われているようです。人工毛植毛法は先端がループ状になっている人工毛を皮下組織の低部に1本1本丁寧に植えつけていく事なのだそうです。
植毛することによって得られるメリットもありますが、術後の痛みや副作用などのデメリットも当然あるようです。また、植毛医療を行う術者がどれだけ習熟しているかによっても大きく左右されるようです。植毛を受ける医療機関を選択するときには、安全性や効果が認められている術式で植毛医療を行っているか、設備が充実しているか、知識・経験が豊富であるか、インフォームドコンセントをきちんと行っているか、などをよく見極めることが大切なのだそうです。どこかに決めるまでは医療用かつら レンタルという方法もあります。



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Posted by ノブ at 12:55 │植毛医療