植毛医療され生着した

2007年08月21日

つまり、植毛医療され生着した毛髪が抜け落ち、植毛前に逆戻りしてしまうのだそうです。しかし、休止期の後には、植毛した部分の毛根から新たに毛髪が再生してくるようです。その後、毛髪が生えそろうまでには6ヵ月~9ヵ月程度かかるようです。自毛植毛とは、今ある自分の後頭部の頭髪をドナーとして毛髪と皮膚を採取し、髪の毛を1~3本単位に細かく株分けしたものを、薄くなった部分に分散配列して移植する手術のことを言うようです。
QHR法-ストリップ法は、最先端機器のニューオムニグラフトによる全工程自動植毛システムで自動的に行なわれる自毛植毛の術式なのだそうです。従来は手作業で行なっていた毛髪の株分けは、株分け専用の機器が自動的に行なうようです。そして株分けされた植毛片は、薄毛部分に専用の機器で開けたホールへ素早く植毛医療されるようです。株の鮮度が保たれ、細胞が元気な状態のまま植毛医療できるため、毛髪の生着率が大幅に向上し、90%以上の生着率が実現しているようなのです。
アメリカでは過去に人工毛植毛でのトラブルが多発したために、現在では全面的に禁止となっているようです。その一方、最近では、ニドー社の開発した感染のリスクを少なくするアテロコラーゲンを表面結合した人工毛など、劣化や細菌感染を抑える加工がされている人工毛が使用されるようになり、切れたり、皮膚が化膿したりするトラブルが以前よりは少なくなってきているともいわれているようです。自毛植毛医療は自毛を移植する外科手術なのです。
傷痕ができる心配がほとんどありませんので手術後に包帯を巻く必要もなく、今後自毛植毛の主流になるともいわれているようです。頭皮を採取された後頭部または側頭部の縫合部分の傷を保護するために、植毛医療手術の後1~2日程度は包帯が必要なのだそうです。約10日後、後頭部または側頭部の縫合部分の抜糸を行うのです。抜糸から数日すると通常の洗髪ができる状態になるようです。自毛植毛の手術の直後は毛髪が生えた状態なのですが、1ヶ月後くらいに植毛医療された毛髪は発毛周期が一旦リセットされるため、4~6ヵ月程度の休止期に入るようです。


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Posted by ノブ at 22:17 │植毛医療